EIP-79 17は、他の7つのEIPとともに6月9日にリリースされるfusaka-devnet-1でデビューするFusakaハードフォークで正式に実装される予定です。EIP-79 17は、ブロック提案者の配置を完全に決定できるようにするEthereumコンセンサスメカニズムを改善する提案です。つまり、各ブロックの提案者が誰であるかを事前に知ることができます。現時点では、提案者のスケジュールは、ある程度予測不可能です。EIP-79 17では、各ブロックの開始時に、Ethereumはproposal_lookaheadと呼ばれるリストを作成し、どのバリデーターが現在および今後のブロックヘッダの提案者であるかを示し、新しいブロックが開始されると、古い提案者を削除して新しい提案者を追加することでリストを更新します。このリストはチェーン上に保存されるため、スマートコントラクトは次の提案者を見ることができ、確認速度と信頼性が向上します。